ドライアイ
50代男性・会社員
主訴
目の乾きと疲れが常にあり、夕方になると充血して仕事に集中できない。特にエアコンの効いたオフィスで症状が強く出る。
生活背景
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パソコン業務が1日8時間以上
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昼食はパンやコーヒーで済ませることが多い
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残業が続き、睡眠は5時間前後
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体力が落ちやすく、休日は横になる時間が長い
東洋医学的分析
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過労と睡眠不足で「気」が不足し、エネルギーが足りない
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食生活の乱れと疲労で「陰(潤い)」も消耗し、乾きや充血につながる
→ 「気陰両虚型」のドライアイと考えられる
行ったこと
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鍼灸:気を補い潤いを養う施術を週1回
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生活改善:
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昼食に温かい汁物とたんぱく質を追加
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残業日は就寝前のスマホ使用を控え、睡眠時間を6時間以上確保
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1時間ごとに休憩し、目を閉じて深呼吸を行う
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経過
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2週間で夕方の充血が軽減し、目の疲れが和らぐ
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1か月で日常の乾きが軽くなり、集中力が持続するように
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2か月後には、エアコン環境でも症状が以前ほど悪化せず安定
続きはnoteで
本編では、ドライアイのタイプ別の詳しい原因とケア方法、複数の実際の症例を紹介しています。
「目薬では追いつかない乾き」を根本から整えるヒントを探してみませんか?
過剰な目ヤニ
受験勉強に励む高校生の例
17歳の男子高校生。大学受験を控えて毎日夜遅くまで勉強。朝起きると目やにが大量に出て、充血も続くとの相談がありました。
話を聞くと、
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睡眠は毎日4〜5時間
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夕食はインスタント食品や揚げ物が多い
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休日もスマホやパソコンを長時間使用
東洋医学的にみると、このケースは「陰の不足と胃腸の熱」が同時に影響していました。
睡眠不足で体の潤いが減り、加えて脂っこい食事が胃腸に熱をこもらせ、それが目に影響していたのです。
生活改善(早寝・軽めの夕食・画面休憩)とあわせ、鍼灸で体のバランスを整えたところ、2週間ほどで目やには半減し、充血も落ち着きました。
詳しく知りたい方へ
今回ご紹介したのは、ほんの一例です。
noteの記事では、さらに4つのタイプ別の目やにの原因や、家庭でできるケア方法、実際の症例を詳しく解説しています。
👉 詳しくはこちら
目やにが多くて困っていませんか?東洋医学から見た原因とケアのヒント