2021-08-06 07:16:00
アトピー性皮膚炎
20代男性・大学院生
主訴
夏から秋にかけて首の周囲と肘の内側にかゆみと赤みが悪化。夜間かきむしってしまい眠りが浅い。
生活背景
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実験やレポートで夜更かしが多く、就寝は午前2時前後
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昼食は学食の揚げ物やカレーが中心
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夏場は冷房の効いた部屋で長時間作業し、冷たい飲み物をよく摂る
東洋医学的分析(やさしく要約)
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睡眠不足と油っこい食事で「熱」が体内にこもる
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冷房と冷たい飲食で「冷え」が皮膚表面の巡りを妨げる
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熱と冷えが混ざった複合型で、炎症と乾燥を繰り返す状態
対応とk
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鍼灸:体全体の巡りを改善し、熱を逃がす施術を週1回
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生活面:
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冷房の風を直接受けないよう調整
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冷たい飲み物は常温水や温かいお茶に変更
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実験のない日は午前0時までに就寝
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揚げ物を週1回に減らし、温かい汁物を追加
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経過
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2週間で夜のかゆみが半減し、眠りが深くなる
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4週間で赤みが落ち着き、かさつきが軽減
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2か月で季節の変わり目でも症状がほとんど悪化せず安定
さらに知りたい方へ
本編では、タイプ別のメカニズム・養生法・鍼灸の実際の症例などを詳しく紹介しています。ご自身の症状に合わせたケアのヒントが得られる内容ですので、ぜひnoteで続きをご覧ください。