2025-08-24 17:11:00

吃音

10代男性・高校生

主訴
授業で音読の際、最初の言葉が出にくい。緊張すると「か行」「た行」が特につかえる。友人との会話では比較的スムーズ。

生活背景

  • 試験や発表の前に強い緊張を感じやすい

  • 夜更かしで睡眠は5〜6時間

  • 朝食を抜くことが多く、昼まで頭がぼんやりする

  • 運動は部活動で週2回程度

東洋医学的分析

  • 睡眠不足と食生活の乱れで気血の不足があり、声に力が出にくい

  • 緊張が重なると気の流れが詰まり、言葉が出にくくなる
    → 「気滞」+「気血不足」の混合タイプ

行ったこと

  • 鍼灸:胸の緊張をゆるめ、声を出しやすくする施術を週1回

  • 生活改善:

    • 就寝時間を1時間早め、睡眠を7時間確保

    • 朝食に温かい汁物や軽いご飯を取り入れる

    • 話す前に深呼吸を習慣づける

経過

  • 2週間で授業中の音読が少し楽になり、発声がスムーズに

  • 1か月で「か行」のつまりが減り、発表で最後まで話しきれた

  • 2か月後、緊張は残るが言葉が出やすくなり、自信が戻ってきた


続きはnoteで

本編では、吃音のタイプ別の詳しい原因とケアの方法複数の症例の経過を掲載しています。
言葉が出にくい背景を理解し、体と心の両方から整えるヒントを探してみませんか?

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