2025-06-13 11:29:00
バセドウ病
40代女性・教員
主訴
授業中の動悸、発汗、手の震え。生徒の前で声が震えるのが気になり、不安感が強まる。
生活背景
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学校行事やテスト準備で残業続き
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コーヒーを1日4〜5杯
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睡眠は5時間前後で、夜中に目が覚めることが多い
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春先から症状が悪化し、体重が2か月で3kg減
東洋医学的分析
過労と精神的緊張で「肝火」が高ぶり、さらに睡眠不足で「陰」が消耗し、熱が鎮まりにくくなっている状態。
→ 「肝火亢盛」+「陰虚火旺」の混合タイプ。
行ったこと
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鍼灸:肝火を鎮めて心を落ち着かせ陰を補う施術を週2回
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生活面:
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カフェイン摂取を午前中だけに制限
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就寝前にスマホを見ない時間を作り、入浴後に軽くストレッチ
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夕食に温野菜を加えて体力回復をサポート
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経過
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2週間で夜の中途覚醒が減り、朝の動悸が軽くなる
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1か月で授業中の手の震えがほぼ消失
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2か月後には発汗も落ち着き、仕事中の不安感が和らぐ
続きはnoteで
本編では、バセドウ病のタイプ別の特徴と整え方、複数の実際の症例と経過を掲載しています。
薬物治療と並行して、体質からのアプローチを考えたい方におすすめの内容です。